47歳10カ月・山本昌が今季3勝目!巨人戦最年長勝利も記録

[ 2013年6月23日 17:30 ]

<巨・中>新人の福谷からウイニングボールを受け取りねぎらう山本昌(左)

セ・リーグ 中日9―5巨人

(6月23日 東京D)
 47歳10カ月の中日・山本昌が味方打線の強力援護を受けて今季3勝目を挙げ、自身の持つ最年長先発勝利のプロ野球記録を更新。1948年7月21日の浜崎真二(阪急)の46歳7カ月を抜き、巨人戦最年長勝利も記録した。

 坂本に2ランを浴びるなど5回6安打4失点ながら、味方打線が平田の2発を筆頭に4アーチ9得点と爆発。首位・巨人を9―5で下した。

 中日は2回、平田の左越え1号ソロで先制。1―2で迎えた4回には死球と敵失で築いた無死二、三塁から和田の内野安打で同点に追いついた。その後、2―4と再びリードを許したが、6回、クラークの右越え10号2ランで同点とすると、和田の左越え11号ソロでついに勝ち越し。7回には2死走者なしからクラークの四球出塁を足場に2死一、二塁とし、和田の左前適時打でまず1点、続く平田は左越えに2号3ランを放ち、巨人を突き放した。

 山本昌の投球内容は5回で打者23人に対し92球を投げ、6安打3奪三振1四球で4失点(自責3)。通算216勝目となり、杉下茂、村田兆治を抜きプロ野球史上単独16位となった。

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2013年6月23日のニュース