上原、新守護神に指名 安定感買われた

[ 2013年6月23日 06:00 ]

ア・リーグ レッドソックス10―6タイガース

(6月21日 デトロイト)
 レッドソックスの上原が新守護神に指名された。ジョン・ファレル監督がこの日の試合前に伝えた。これまで抑えを務めていたベイリーは20日のタイガース戦でサヨナラ本塁打を浴びるなど、過去5試合のうち4試合で失点。今季32試合で1セーブ、防御率2・10の安定感を買われた右腕は「練習前に言われた。やることは変わらない」と冷静に受け止めた。

 上原は巨人時代の07年に抑えを務め、32セーブをマーク。大リーグ移籍後もオリオールズに所属した10年に後半戦から抑えを任されて13セーブを挙げた。今季はセットアッパーとして、地区首位を走るレ軍ブルペンを支えていた。指揮官は「彼を信頼している。クローザーの経験もある」と話し、連投などで使えない場合は田沢も抑えとして起用する方針を示した。

 ▼レッドソックス・田沢(6回途中から2/3回を投げて1安打無失点。カブレラに安打を許して降板)あれだけ(カブレラは)調子がいいので、シングルヒットだったらOKかなと思っていた。その後、抑えてもらったので感謝です。

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2013年6月23日のニュース