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やっぱり飛ぶ球だった 野球機構 統一球変更認める

23本塁打を放ち、セ・本塁打争いトップのDeNA・ブランコ

 プロ野球を統括する日本野球機構(NPB)は11日、飛距離を抑えることなどを目的に2011年から導入していた統一球を今季から変更していたことを認めた。

 下田邦夫事務局長は「規定の反発係数の範囲内に収めるため」と説明しているが、実態として今季は昨季より飛ぶ球を使っていることになる。

 下田事務局長によると、反発係数には幅があり、昨年までの検査で下限の基準よりも低い球が目立っていたため、製造しているミズノ社に昨夏に修正を指示し、今季開幕から新球を使用していた。公式球の扱いはNPBに一任されていたため、12球団には報告していなかったが、加藤良三コミッショナーと相談しながら対応を進めていたという。

 プロ野球では今季、昨年までの2シーズンに比べて本塁打が増加しており、選手からも飛びやすくなっているとの指摘が出ていた。

 現在の本塁打数を単純に当てはめると12球団で年間1297本塁打となるペースで、これは昨季の881本から47%も増える計算だ。

 NPBはこれまで「統一球の仕様は変更していない」としていたが、11日に仙台市で行われた日本プロ野球選手会との事務折衝で統一球の検証と説明を求められ、経緯を明らかにした。

 NPBはミズノ社に対して、統一球に関する問い合わせには「全く変わっていない」と答えるよう指示していたという。

 ▼統一球 日本野球機構(NPB)が公平な競技環境づくりや国際大会への対応のために2011年から導入した。ミズノ社製で、中心のコルク芯を覆うゴム材を低反発素材に変更。縫い目も幅が1ミリ広く、高さが0・2ミリ低くなった。反発係数を低く抑えることで、ミズノ社の実験では球速144キロ、スイング速度126キロ、飛び出し角度27度で打ち返した場合、従来の球よりも飛距離が約1メートル縮まるとしていた。

[ 2013年6月11日 21:06 ]

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