投手や長距離砲助っ人獲得を!伊東監督がフロントに訴え

[ 2013年6月11日 06:00 ]

 パ・リーグ首位を走るロッテの伊東監督が、球団フロントに外国人補強を訴えた。獲得を目指した元中日・ネルソンとの交渉が決裂したことを明かし「ネルソンが駄目なら、別の新戦力を獲ってほしい」と発言。首位を守る上で、選手層を厚くする必要性を唱えた。

 今季の逆転勝ちはリーグトップの15度。その一方で総力戦が多く、救援陣を中心に投手陣の疲労が蓄積している。「投手が頑張ってくれているけど、このままいかないだろう」と伊東監督。先発はオフに補強したゴンザレスだけではなく、昨季12勝を挙げたグライシンガーも右肩違和感で2軍調整中だ。西野や大嶺ら若手が穴を埋めているが「メジャーのようにチームが強い時に補強をしたい」と強調。右手首痛で2軍にいるホワイトセルに代わる長距離砲も補強ポイントとなる。

 支配下登録期限は7月31日。現場のトップからの訴えに対し、林信平球団本部長も「監督と話し合いたい。条件が合えば新戦力は欲しい」と応じた。3年ぶりの日本一奪回に向け、指揮官と編成トップが近日中にも補強について話し合う。

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2013年6月11日のニュース