近大工学部 4失策の守乱につけこみ東京情報大に逆転勝ち

[ 2013年6月11日 15:32 ]

第62回全日本大学野球選手権1回戦 近大工学部8-4東京情報大

(6月11日 東京ドーム)
 東京ドームの第2試合は、近大工学部(広島六大学)が8-4で東京情報大(千葉県大学)を下し、1回戦を突破した。

 近大工学部は2点を先行された直後の3回、相手の守備の乱れに乗じて3点を取り逆転。その後も6回に1死三塁で田ノ窪が左前適時打を放って1点、7回には2死走者なしから敵失で一気に三塁を陥れると、宮本の中前適時打で1点、8回には押し出し四球などで3点を加え、大量8得点で逆転勝ちした。

 4回に先制犠飛とソロ本塁打で2点を許すなど6回を7安打3失点で降板した先発投手の森原康平(4年)は「自分とては満足していないし、納得していない」と笑顔なし。6回まで毎回の7三振を奪ったことにも「三振は狙っていないが、低めを狙って投げた」と冷静に振り返った。

 右近理監督(37)は2大会連続の初戦突破に「粘り強く、いつも通り戦ってくれた。ナイスゲーム」とホッとした表情。森原について「本来、もう少し力のある投手。初戦で少し硬さがあった。次はもっとやってくれると思う」と2回戦で対戦する東都大学リーグの強豪、亜大戦に期待を寄せた。

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2013年6月11日のニュース