3回打者11人の猛攻7点!5人完封リレーで西武完勝

[ 2012年10月14日 16:34 ]

3回、大崎の適時二塁打で生還した中島(3)を迎える西武・渡辺監督=西武ドーム

パ・リーグCSファーストS第2戦 ソフトバンク0-8西武

(10月14日 西武D)
 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦が14日、西武ドームで行われた。西武は3回に打者11人の猛攻撃で7点をもぎとり試合を決めた。投げては先発岸が6回無失点の好投。結局5投手ので完封リレーの完勝だった。これでシリーズは1勝1敗のタイとなり勝敗は第3戦にもちこまれた。

 1回。ソフトバンクは本多が中飛の後、2番長谷川が左越二塁打。続く3番内川が岸のスライダーをうまくとらえて中前打で1死一、三塁。しかし、ペーニャが中飛に倒れ、続く松田も三振で好機を生かせなかった。西武は先頭の浅村が敵失で出塁後、秋山の犠打で1死二
塁。続く中島の間に武田投手の二塁へのけん制が逸れ、浅村は三塁へ。しかし、中島、中村ともに三振に倒れた。

 2回。ソフトバンクは1死から多村が中前打で出塁したが後が続かなかった。西武は先頭オーティズが四球を選んだが生かせず0-0。

 3回。ソフトバンクは西武岸投手のチェンジアップ、カーブにうまくほんろうされて本多、長谷川と二者三振。内川も凡打に倒れて3人で攻撃を終えた。西武は前回同様、炭谷が四球で出塁後、送りバントで1死二塁。さらにパスボホールで三塁へ。得点圏に走者を進めた西武は浅村が四球を選び、1死一、三塁。秋山の遊撃適時打で三走炭谷が帰還して先制点をもぎとった。さらに1死一、二塁で打者は中島。中島は右越二塁適時打で二走が帰り2点目。なお1死二、三塁で4番中村が四球を選び1死満塁。ついに、ソフトバンク高卒ルーキー武田をマウンドから下ろした。
 ソフトバンク2番手投手は金澤。オーティズが左前適時で3点目。ヘルマンが空振り三振に倒れて2死満塁。大崎が三塁線を抜けるヒットで2人を返し、さらにこの回の機点となった炭谷が右前打で1人を返し6点目。さらに2死一、三塁。11人目打者は原。原の間にダブルスティールで7点をもぎとる猛攻撃を見せた。

 4回。ソフトバンクはペーニャ三振。松田一塁ゴロで2死。小久保が左前打、多村中前打で2死一、三塁も得点することができなかった。西武は無死一、二塁から中島送りバントで二、三塁として4番中村の中前適時打で8点目をもぎとった。

 5回。ソフトバンクは3者凡退。その裏の西武も初めて三者凡退に終わった。

 6回。ソフトバンクは先頭内川がファーストストライクを左前に運びこの日2本目のヒットで出塁もペーニャ、松田と中飛に倒れて2死一塁で小久保も三振。そしてこの回ソフトバンクのマウンドを引き継いだ柳瀬から西武は先頭浅村、秋山、中島と三振に取られて三者凡退。

 7回。西武は好投を続けた岸から長田に継投。ソフトバンクは3人で攻撃を終えた。ソフトバンクもこの回から岡島に継投。西武は岡島の前に3人で仕留められた。

 8回。西武はこの回ウィリアムスから無死一塁で岡本篤へと継投もソフトバンク打線を3人で抑えた。ソフトバンクも岩崎翔に継投。西武は1死後、炭谷が中前打に運ぶも後続できず。
 9回。西武は涌井投手に継投。ソフトバンク先頭小久保は右飛。続く柳田が右翼線強襲打で1死一塁。松永内野ゴロで2死二塁。最後は三振に仕留めた。
 

 

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2012年10月14日のニュース