ヤクルト崖っ縁から踏みとどまった 中日に完封勝ち!

[ 2012年10月14日 17:26 ]

4回、先制ソロを放ちベンチで迎えられるヤクルト・バレンティン(左端)

セ・リーグCSファーストS第2戦 中日0―1ヤクルト

(10月14日 ナゴヤD)
 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦がナゴヤドームで行われ、昨日敗れて後のないヤクルトは、先発の館山が6回4安打無失点の好投で1―0で中日を振り切り、崖っ縁でタイに持ち込んだ。

ともに無得点で迎えた4回、先頭打者のバレンティンが中日先発・山内の変化球を捉えると大きな飛球はバックスクリーンぎりぎりに飛び込む本塁打。これが決勝点となった。

先発の館山はキレのあるシュートとフォークを武器に中日打線に的を絞らせず凡打の山を築いた。許した安打は大島に3本、井端に1本だけ。7回以降は押本―赤川―バーネットの継投リレーで見事に逃げ切った。中日は、中継ぎ陣をつぎ込み打線の奮起を待ったが、4回と6回の好機に凡退した谷繁から1本が出なかったのが最後まで響いた。

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9回、中日は岩瀬がマウンドに。ヤクルトは三者凡退。中日は三者凡退に終わり試合終了。

8回、中日は山井がマウンドに。ヤクルトは連続四球で2死一、二塁と好機を作るも畠山が遊ゴロに倒れた。ヤクルトはバーネットがマウンドに。中日は、三者凡退に終わった。

7回、中日は浅尾がマウンドに。ヤクルトは、2死から失策と代打・武内の左前打で二、三塁としたがミレッジが三振に倒れた。ヤクルトは押本がマウンドに。中日は、1死から大島が右前打。さらに盗塁でチャンスを広げたが、荒木、森野が倒れた。

6回、中日はこの回から田島がマウンドに。ヤクルトは2死からバレンティンが四球を選ぶも、川端が中飛に倒れた。中日はブランコ、和田が連続三振の後に井端が左安打で出塁。堂上もストレートの四球で歩き、2死一、二塁。好機に再び打席が回ってきた谷繁は、変化球に食らいつき8球粘るも中飛に倒れた。

5回、ヤクルトは三者凡退。中日は1死から大島が今日3本目となる中安打で出塁するも後続が倒れた。

4回、ヤクルトはバレンティンの2日連続となるバックスクリーンに飛び込むソロ本塁打で先制した。中日は、四球と守備の乱れなどノーヒットで2死二、三塁と好機を広げると堂上が敬遠され満塁に。勝負をかけられた谷繁は、10球粘るも最後は館山のフォークにバットが空を切り三振に倒れた。

3回、ヤクルトは相川の安打と犠打などで2死二、三塁と好機を作るも、宮本が二ゴロに倒れた。中日は、大島が2死から右前打を放つも荒木が二ゴロに倒れた。

2回、ヤクルトは1死から畠山が中前打で出塁も、田中が二併殺に倒れた。中日は、三者凡退。

1回、ヤクルトは1死から上田が右前打で出塁。宮本の一ゴロの間に進塁するもバレンティンが左飛に倒れた。中日は、先頭の大島が一、二塁間を抜ける右前打、荒木が送り一死二塁とし、森野が中飛、ブランコが鋭い打球を放つも遊直に終わった。

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