オ軍の元中日・チェン「もっと投げたかったので残念」

[ 2012年10月14日 06:00 ]

<ヤンキース・オリオールズ>7回、グランダーソン(左奥)にソロ本塁打を浴びたオリオールズ・パットンはぼう然と打球の行方を見つめる

ア・リーグ地区シリーズ第5戦 オリオールズ1―3ヤンキース

(10月12日 ニューヨーク)
 オリオールズは打線が第1戦に続きサバシアを攻略できなかった。8回に1点を返し、なお1死満塁としたが、後続が凡退。バック・ショーウォルター監督は「考える余裕を与えてくれなかった。8回の好機でも、彼がレベルを一段上げた」と左腕に脱帽した。

 15年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出はならなかったが、今シリーズは1点差が3試合と食い下がった。救援登板に備えたチェンは「もっと投げたかったので残念だが、それが野球」と唇をかんだが、今季12勝を挙げ、第2戦では勝利投手にもなった。「1年目としては十分。またプレーオフに出て世界一になれるように貢献したい」と話した。

続きを表示

2012年10月14日のニュース