高木監督 音なし中軸打者に「いかんなあ」…元気なのは大島だけ

[ 2012年10月14日 18:05 ]

5回、2死二塁で一ゴロに倒れた中日・森野

セ・リーグCSファーストS第2戦 中日0―1ヤクルト

(10月14日 ナゴヤD)
 敗れはしたものの、中日の大島が、前日の3安打に続きこの日も4打数4安打1盗塁と1人気を吐き「1本でも多く打って、得点のチャンスをつくりたい。塁に出ていればいつかかえしてくれる」。だが、大島以外は井端の右前打だけの計5安打で零敗。

 高木監督は「大島みたいなラッキーボーイがいるんだから、ワンチャンスでいける期待は持っていたんだけど」と言いながらも、安打の出ない3番森野、4番ブランコに「3番、4番がいかんなあ。タイミングが合っていない」と嘆き節。得点圏に走者を置いた3度の打席でいずれも凡退と大島の作ったチャンスをつなげられなかった森野は「何も言うことはない。切り替えていくしかない」と語ったが、最終第3戦に向け高木監督は「打線を大幅に組み替えるよ」と明言した。

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2012年10月14日のニュース