新井、またバント失敗…阪神　今季１７度目の零敗

９回阪神１死一塁、新井貴が空振り三振に倒れる

セ・リーグ 阪神０―１中日

（8月21日 京セラＤ）
　阪神が三塁も踏ませてもらえず、今季１７度目の零敗を喫した。１点を追う９回には新井良の左前打を足場に無死一、二塁の好機を迎え、新井が初球からバントの構え。だが空振りし、結果的に二塁走者の柴田が飛び出し、三塁タッチアウト。新井はその後、ワンバウンドのフォークを空振りし三振。後も続けなかった。

　１８日のヤクルト戦でも、７回無死一、二塁で、前夜２本塁打の新井にバントを命じたが、結果は三塁封殺。広島時代の０５年を最後に犠打を記録していない新井だが、厳しい状況が続いている。