イチロー 9回2死から右前打も…チームは敗れる

[ 2012年8月21日 13:20 ]

ホワイトソックス戦の9回、右前打を放つヤンキースのイチロー

ア・リーグ ホワイトソックス6―9ヤンキース

(8月20日 シカゴ)
 ヤンキースのイチローは20日、シカゴでのホワイトソックス戦に「8番・右翼」で出場し、5打数1安打だった。内容は二ゴロ、三ゴロ、左飛、一ゴロ、右前打で打率は2割7分1厘。チームは6―9で敗れた。

 イチローは9回2死走者なしから右前打した。カウント3ボール1ストライクから内寄りの速球をしっかり捉え、鮮やかなライナーを右中間へ運んだ。

 しかし、ほかの4打席では凡退し、チームも中盤から押されっぱなしだった。チームの残塁数は12。相手先発フロイドの不調にたたみ掛けられず、投手陣も要所で踏ん張れなかった。試合後のイチローは会見を行わず、ジラルディ監督は「もう少し安定感がほしい」と精彩を欠いたチェンバレンら中継ぎ陣に注文を付けた。(共同)

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2012年8月21日のニュース