鳴門渦潮　今春、統合即甲子園出場ならず　序盤拙攻響く

徳島大会決勝 鳴門渦潮３―６鳴門

（7月28日 鳴門オロナミンＣ）
　鳴門渦潮は強豪・鳴門相手に９回に３点を返す粘りを見せたが、序盤の拙攻が最後まで響いた。

　甲子園出場経験のある鳴門工と鳴門一が統合して今春に誕生。２校の選手間では当初、温度差や体力差があったが、大会が始まって集中力が高まり、レベルアップしてきた。敗れはしたが、エースの美間は「（鳴門は）強かった。自分たちのベストは尽くせたし、楽しかった」とさばさばとした表情で語った。