大阪桐蔭 藤浪温存で王手 7回コールド14安打10得点

[ 2012年7月29日 06:00 ]

<近大付・大阪桐蔭>初回2死二、三塁、安井の左前適時打で2点を先制し喜ぶ大阪桐蔭・藤浪(右)

大阪大会準決勝 大阪桐蔭10―0近大付

(7月28日 舞洲)
 大阪桐蔭はエース藤浪を温存しながら圧倒的な強さで王手をかけた。背番号10の沢田が7回1安打無失点。「3年最後の夏なので、決勝へ向けてチームを勢い付ける投球をしようと思った」と喜んだ。

 普段は藤浪の影に隠れがちだが、西谷浩一監督から全幅の信頼を受ける右腕が、29日の決勝戦に弾みをつけた。打線は14安打10得点で7回コールド勝ち。この日はブルペン待機し、満を持して決勝戦に臨む藤浪は「しっかり自分がリズムをつくりたい。あす負けたら1回戦から勝ってきた意味がない」と気合を入れた。

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2012年7月29日のニュース