桐光5年ぶり聖地へ王手!2年生エース松井10K完投

[ 2012年7月29日 06:00 ]

<桐光学園・平塚学園>8回無死満塁、宇川(左)に頬をつかまれ気合を入れられる桐光学園・松井

神奈川大会準決勝 桐光学園5―3平塚学園

(7月28日 横浜)
 桐光学園が苦しみながらも2年連続決勝進出を果たした。主役は2年生エース左腕・松井だ。3点リードの8回無死満塁から押し出し四球などで2点を失い、なおも1死一、三塁のピンチが続く。

 ここからが神奈川No・1左腕の真骨頂。代打・安田を空振りで10個目の三振を奪うと、続く森谷は宝刀スライダーで中飛。9安打を浴びながらも10奪三振、3失点完投に「勝ててホッとしてます」と胸をなで下ろした。

 準々決勝で横浜から11奪三振を奪い、昨年決勝のリベンジを果たすなど、ここまで37回1/3を投げ53奪三振。野呂雅之監督も「松井の代わりになる投手はいない」と絶対的な信頼を置く。07年以来の聖地へ。松井は「横浜を抑えたことが自信になった。きょうは野手に助けられたので、決勝はなるべく自分の力で勝ちたい」と力を込めた。

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