ダル“神話”崩れた…援護4点以上 日米67戦目で初黒星

[ 2012年7月29日 06:00 ]

<レンジャーズ・ホワイトソックス>7回途中に降板するレンジャーズのダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ5―9ホワイトソックス

(7月27日 アーリントン)
 不敗神話が崩れた。レンジャーズのダルビッシュがホワイトソックス戦に先発。1点を先制された直後に味方打線が4点を奪って逆転したが、勝負どころで踏ん張れずに6回1/3を8安打6失点で7敗目(11勝)を喫した。

 これまで4点以上の援護をもらった試合は日本ハム時代は56試合で52勝0敗(4試合は勝敗つかず)、今季も10戦10勝だったが、日米通じて67試合目で初黒星となった。

 「球自体はよかったが、打ち取った当たりが抜けたりとか、あまりいいゲームではなかった」。本人が悔やんだのは、4―1の2回2死一塁で2番のユーキリスに浴びた一発。カウント2ストライクと追い込みながら、外角の96マイル(約154キロ)直球を中堅左に運ばれた。「2死で、2ストライクでしたし。本当にもったいない。あれが一番大きかった」。35度の猛暑の中、ツーシームが打者の手元でよく動くなど収穫はあったが、最後までリズムがつかめないまま失点を重ねた。

 これで7月は4試合で1勝3敗、防御率5・74。今季の防御率は4点台(4・05)に落ち込んだが「これも野球。仕方がない」と気持ちを切り替えていた。

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2012年7月29日のニュース