佼成学園 38年ぶり甲子園が…9回2死からの悪夢

[ 2012年7月29日 06:00 ]

<佼成学園・日大三>あと一歩で甲子園切符を逃し、肩を落とす佼成学園ナイン

西東京大会決勝 佼成学園1―2日大三

(7月28日 神宮)
 佼成学園は38年ぶりの甲子園出場をあと1アウトでつかめなかった。準決勝まで5戦連続完投の磯崎から8回にバトンを受けた1年生左腕・渡辺弘が1―0の9回2死一、二塁から金子に二塁打を浴び、まさかの逆転負け。

 藤田直毅監督は「あと一歩のところがヤマなんでしょうね。勝敗は監督の責任で選手はよくやってくれた」とナインを称えた。09年にはグラウンドを人工芝に改修するなど強化態勢を整え、昨夏4強から今夏は準優勝と74年夏以来の甲子園出場も現実味を帯びてきた。渡辺弘は「先輩たちの悔しい気持ちを晴らせるように自分たちが甲子園に行きたい」と雪辱を誓った。

続きを表示

2012年7月29日のニュース