守護神・内で追いつかれた…西村監督は配置転換を示唆　

＜ロ・ソ＞延長１０回１死一、二塁、ホワイトセルが見逃し三振に倒れ、静まり返るロッテベンチ

パ・リーグ ロッテ２－２ソフトバンク

（7月28日 ＱＶＣ）
　ロッテは１４日の初対戦（ヤフードーム）で６回４安打無得点に封じられた１９歳ルーキー・武田から５回までに２点を奪った。それだけに、延長１０回の末の引き分けは痛恨だった。

　１点リードの９回に西村監督は守護神・内を投入。ところが１死から小久保、柳田、長谷川に３連打を浴びて同点に。先発・上野の今季初勝利も消してしまった右腕は「打たれた球は全部高かった…」。最近６試合中３試合で失点している内容もあって、指揮官は「９回で逃げ切らなくてはいけなかった。きょうの内の状態を見れば（今後の抑えをどうするか）考えなくてはいけない」と配置転換の可能性も示唆した。