和田 今季出場絶望か トミー・ジョン手術の可能性高まる

[ 2012年5月2日 10:36 ]

 オリオールズのダン・デュケット編成本部長は1日、左肘靱帯の損傷が発覚した和田毅投手(31)がロサンゼルスで再検査を受けた結果「左肘靱帯の部分断裂で、医師は手術が必要との見解だ」と明らかにした。

 最終的な判断は和田本人が今週中にするとしたが、手術を受ける可能性が高まった。

 手術を決断すれば、レッドソックスの松坂大輔投手も受けた通称トミー・ジョン手術と呼ばれる靱帯修復手術になる見通し。通常復帰までに1年以上かかるため、今季の出場は絶望となる。

 和田はキャンプ序盤に左肘の異常を訴えて出遅れ、4月24日の検査でその時とは違う箇所に靱帯損傷が見つかった。「セカンドオピニオン」を受けるため、4月30日からソフトバンク時代の2007年に受けた左肘の遊離軟骨除去手術を執刀したルイス・ヨーカム医師の診察を受けていた。

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2012年5月2日のニュース