元同僚 松井の孤独自主トレ目撃NYで「一般の人が利用する公園でダッシュ」

[ 2012年5月2日 07:07 ]

 ニューヨーク州内での松井の孤独な自主トレを偶然、目撃した人物がいる。03~05年にヤンキースでプレーした元捕手のジョン・フラハティ氏(44)だ。

 現在、テレビ解説者を務める同氏は本紙の取材に応じ「この前、昼間に近所をドライブをしていたら一般の人が利用する公園で、ヒデキが一生懸命スプリント(短距離ダッシュ)をしているのを目撃したんだ」と明かした。

 その時は急用があり、「車を止めて声を掛けることはできなかった」というが、ニューヨークでは誰もが名前と顔を知っている大リーガーが、公園で猛ダッシュを繰り返す姿に「元同僚が復活を目指して汗を流しているのを見て、何かうれしかったね」と感慨深げ。自身のツイッターに「レイズに加入する準備はOKだ。でも不思議な感じだね」と感想をつづった。

 「もう若くはないが、ヒデキは打席に立てばしっかり仕事をする。マイナーで数週間プレーして体に問題がないことを証明し、再びメジャーの舞台に立てば、私にとってもうれしいニュース」と、フラハティ氏は「戦友」にエールを送った。

 ◆ジョン・フラハティ 1967年10月21日、ニューヨーク州生まれの44歳。88年にドラフト25巡目でレッドソックス入団。その後デビルレイズやヤンキースなどでプレーし05年に引退。メジャー通算14年間で5球団に在籍し、打率・252、80本塁打、395打点。現在はニューヨークのテレビ局YESネットワークで解説者を務める。

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2012年5月2日のニュース