2年生エース矢沢、敗戦にも「自分の投球ができた」

[ 2011年8月11日 06:00 ]

第93回全国高校野球選手権大会1回戦 柳井学園0―5開星

(8月10日 甲子園)
 柳井学園の2年生エース矢沢は敗戦の中にも収穫をつかんだ様子だった。2種類のスライダーやシンカーなど7種の変化球を操り、5回までは2安打無失点と粘った。

 その後は守備のミスも絡み失点を重ねたが「自分の投球ができたことを自信にしたい」と上を向いた。肘を痛めた中尾主将に代わって山口大会を1人で投げ抜き、今大会は背番号1で打線の4番にも座った。相手の白根について「球に力があって、これから自分の目標となる投球を見せてくれた」と語り、球速アップを今後の課題に挙げた。

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2011年8月11日のニュース