渡辺会長 連勝にご機嫌!監督は「原しかいない」

[ 2011年8月11日 06:00 ]

巨人7連勝にご機嫌の表情で報道陣に語りかける渡辺会長

 巨人の渡辺恒雄球団会長(85)が10日、都内で取材に応じ、今季が3年契約の最終年となる原監督の去就問題に言及。「原しかいない。あれだけの経験を経た、人柄のいいやつは他にはいない」と現時点で続投の方向性を示した。

 同会長はこれまで「他に(監督候補者が)いないよ」と消極的な言い回しで原監督の来季続投を示唆してきたが、この日は「AクラスでCS(クライマックスシリーズ)に絡めば原しかいないよ」と発言。7連勝で借金を完済した原監督の最近の采配について「坂本を(途中で)下げたり、小笠原を下げたり、情け無用で冷静な采配をしている。ああいうことを果敢に始めてから連勝が始まった」と評価。「何位でも(原監督は)続投か?」との問いに、「Aクラスにはなるだろう。ご安心ください」と上機嫌で語った。

 低迷していた前半戦は「3位なら奇跡はあり得る」とCSでの逆転Vに期待していた同会長は、「2位にならないと放映権がね。まあお金のことはどうでもいいけど」と目標を上方修正。「まだヤクルトがいるな」と一気の首位浮上も見据えていた。

続きを表示

2011年8月11日のニュース