東洋大姫路の鉄腕エース 聖地では緩急自在の投球

[ 2011年8月11日 10:18 ]

海星戦に先発した東洋大姫路・原

第93回全国高校野球選手権大会2回戦 東洋大姫路4―0海星

(8月11日 甲子園)
 引き分け再試合となった兵庫大会決勝で連投し、2試合で283球を投げきった東洋大姫路の“鉄腕”エース原が甲子園でも見事な投球を見せた。持ち前の直球だけでなく、変化球を丹念にコーナーに集め、海星打線を7回まで3安打封じた。

 「調子は決して良くなかった。(ボールが)高めに浮いていたのでコーナーをていねいに突いてゴロを打たせようと思った。初戦突破できてうれしい」と試合後は笑顔がはじけた。

 7回の打席で頭部に死球を受けるアクシデントに見舞われ、8回から岩谷にマウンドを譲ったが「当たったのは耳のガードだから平気です。1つ勝ってチームも波に乗れたと思う」と頼もしかった。

 ▼東洋大姫路・妻鹿左翼手(4回に先制打)何でも食らい付いていこうと思った。ワンチャンスをものにできてよかった。

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2011年8月11日のニュース