4連勝で40勝も…岡田監督怒怒怒「考えられへん」

[ 2011年8月11日 06:00 ]

パ・リーグ オリックス4―3楽天

(8月10日 ほっと神戸)
 試合後の会見場には敗戦ムードが漂っていた。1点差を逃げ切って引き分けを挟み4連勝。2カード連続の勝ち越しで楽天には今季初の勝ち越しだ。しかし岡田監督は勝利後とは思えない厳しい口調で第一声を発した。

 「考えられへん。めちゃくちゃやろ!こんなん試合ちゃうよ」

 怒りの矛先は先発の近藤とT―岡田に向けられた。先発右腕は5回1失点で2勝目。しかし、2四球を許した初回に続き4回にも2死から連続四球を献上。95球の球数が物語るように制球難で5回のうち4度も得点圏に走者を許した。また、試合前練習では指揮官から直接指導を受けた4番も3度の得点機でボールに手を出して無安打2三振。

 「(近藤も)全然!何にも良くなってへん。6日間も何しとんねん!(T―岡田も)4番打者ちゃう。真っすぐの当たらん打者はいらんよ!」

 8回の第4打席だった。カウント2ボール1ストライクから高めのクソボールを空振り。最後も高めのチェンジアップを当てに行った打球は中前へ。唯一の安打となったが、指揮官は内容の悪さを指摘。勝負の9月に備え目先の勝利にも厳しかった。借金4まで減らし再び返済を狙う岡田オリックスが勝って兜の緒を締めた。

 ▼オリックス・近藤(母校日大三が初戦勝利。自身も5回4安打1失点で2勝目)とにかくチームが勝ってくれて良かった。(日大三は)テレビで見てました。あした(監督に)連絡を入れようと思います。

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2011年8月11日のニュース