37歳バースデー!松井、充実の4戦連続打点

[ 2011年6月14日 06:00 ]

37歳の誕生日を迎えたアスレチックス・松井は笑顔でろうそくの火を吹き消す

ア・リーグ アスレチックス4―5ホワイトソックス 

(6月12日 シカゴ)
 アスレチックスの松井が37歳の誕生日を今季初の4試合連続打点で飾った。ウィリンハムの休養を受けて5試合ぶりに4番に座ると、初回1死一、三塁で先制の右犠飛。外角へのチェンジアップを右翼フェンス際まで飛ばし「ライナー性で強く打てれば一番良かったが、打撃としては悪くない」と3打数無安打ながら納得の表情を浮かべた。

 ボブ・メルビン監督代行就任以降は、4試合連続で先発出場。ベンチ要員から新3番の最有力候補へと立場が一変し、出場機会が増えたことで、今カード全て打点を記録するなど調子は上向きだ。

 21日(日本時間22日)からの敵地での交流戦・メッツ戦まで6試合。松井はこの日、首脳陣の指示で守備練習を再開させた。試合前には約10分間、左翼の位置で打球を追いかけ、本塁へ力強い返球も披露。「1カ月くらいぶりに思い切り(腕を)振ったんで肩が飛びそうでしたけど」。充実した表情を浮かべていた。

 ≪新指揮官「27歳かと思った」≫松井は試合前、日本の報道陣が用意した特大バースデーケーキの前に立ち、ろうそくの日を豪快に吹き消した。新たな年への抱負には「いい1年になるといいね」と笑顔。またケーキを見て誕生日を知ったというメルビン監督代行は「37歳?27歳になったのかと思った」と冗談を飛ばし、報道陣を笑わせていた。

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2011年6月14日のニュース