巨人・杉内コーチ 西舘は「プロ向きの性格」 菅野勝利は「次につながる」

[ 2024年4月25日 22:39 ]

セ・リーグ   巨人3―2中日 ( 2024年4月25日    東京D )

<巨・中>7回から登板した西舘 (撮影・西川祐介)
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 巨人の杉内俊哉投手チーフコーチ(43)は投手陣の奮闘に目尻を下げた。

 先発マウンドに上がった菅野智之投手(34)は6回6安打2失点。0―2での降板直後に坂本勇人内野手(35)の逆転3ランが飛び出し、セ・リーグトップタイとなる無傷の今季3勝目を手にした。

 菅野の降板後は西舘、バルドナード、大勢が無失点でつないだ。

 開幕から西舘は10試合、バルドナードは11試合連続無失点。ドラフト1位ルーキーの西舘は無失点のまま開幕戦でのデビューから10試合連続ホールドをマークし、2012年に田島慎二(中日)が記録したセ・リーグ新人最多記録に並ぶとともに同年に高木京介がマークした巨人新人のシーズン最多10ホールドにも並んだ。

 まずは菅野について「良かったね。途中から慎重になったけど、何とか1点、1点で食い止めてくれた。勇人の3ランが出たので良かったですね」と話し、「勝ちがついたのは次につながる」と喜んだ杉内コーチ。

 新人らしからぬ快投を続けている西舘はこの日もわずか9球で3者凡退に仕留めたが「ちょっとバタバタしちゃったんだけど、こっちのせいでね。それでもちゃんと抑えてくれた」と感謝し、「今日はフォークも結構使っていたんじゃないですか。(捕手の小林)誠司がうまくリードしてくれたので、カットはもともと自信があるボール。カウント悪くても自信もって投げられていますね」と評価した。

 そして、「落ち着いて安心して見ていられるので、メンタル強いんでしょうね」と強心臓ルーキーに頼もしさを感じている杉内コーチ。「なんなんでしょうね。普段からあんな感じなので、よく分からない。まあ、プロ向きの性格なんでしょう」と終始笑顔だった。

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