TBS買収時は新規加盟料30億円免除

[ 2010年10月1日 06:00 ]

 【TBSの横浜球団買収経緯】

 01年11月、当時の横浜のオーナー会社だったマルハは、本社の経営状況が悪化したことから球団株2位のニッポン放送に球団株式売却(事実上の身売り)を発表。NPBもいったんは認めたが、巨人・渡辺オーナー(当時)が、野球協約に抵触するとして異議を申し立てた。
 これにより、ニッポン放送への株式譲渡は頓挫。最終的に第3位株主だった東京放送(TBS)に譲渡された。売却先を探す課程では紆(う)余曲折があったとされるが、渡辺オーナーが尽力したとされている。
 野球協約では、新たにプロ野球界に参入する企業は、新規加盟料として30億円の支払いが必要だが、TBSは従来の株主だったため「筆頭株主の変更」という判断で、新規加盟料は不要とされた。

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2010年10月1日のニュース