達成感に浸る落合監督「7年間の結果が出た」

[ 2010年10月1日 22:40 ]

プロ野球セ・リーグで4年ぶりに優勝した中日の落合監督

 【中日・落合監督に聞く】

 妻の信子さんも見守った会見、落合監督は手塩にかけたチームで逆転優勝した達成感に浸った。
 ―4年ぶりの栄冠。
 「相手の結果待ちで、どうすることもできなかった。残り試合が少なく、勝ち続けないといけなかった。阪神、巨人との負け数をどう縮めていくか、どうプレッシャーをかけていくかを考えていた。ある程度、思惑通りに事は進んだ」
 ―胴上げはなかった。
 「あした(2日)、ナゴヤドームに詰め掛けてくれるファンの前で、勝ち負けに関係なくする」
 ―終盤底力を見せた。
 「積み上げてきた練習量の差。ことしは暑い夏で、よそはへばってくるが(中日は)鍛え上げている。7年間チームづくりをした、その結果が9月にうまく出た。このスタイルはこれからも続けていかないと」
 ―本拠地で強かった。
 「強いて言えばうちに勝ち運があった。みんなが何年間も積み上げてきたご褒美なのかな」
 ―ポストシーズンへ。
 「まだ考えていない。考えるようなメンバーはそろっていない。どういうメンバーでプランを練り上げるのか、これからじっくり考える」

続きを表示

2010年10月1日のニュース