五輪の野球復活へ アジア+豪州で一致団結

[ 2010年10月1日 06:00 ]

 日本、韓国、台湾、オーストラリアのプロ球界の首脳による「アジア・大洋州代表者会議」が30日、東京・内幸町の日本野球機構事務局で開かれ、五輪の野球復活へ協力態勢を敷くことで一致した。

 出席したのは加藤良三コミッショナーと韓国野球委員会(KBO)の兪榮九コミッショナー、台湾・中華職棒大連盟(CPBL)の趙守博コミッショナー、オーストラリア野球連盟(ABF)のジェフ・ピアス会長。アジア大会の準備で欠席した中国からはメッセージが届けられ、今年11月からプロリーグを復活させるABF・ピアス会長は「五輪の野球復活へ共通認識を持った」と説明した。
 加藤コミッショナーは「五輪の野球復活への強い意向をIBAF(国際野球連盟)へ伝え、IOC(国際オリンピック委員会)へも働きかけたい」と強調。来年3月にも第2回首脳会議を開き、事務レベルの作業部会を設置して継続的に協議することになった。

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2010年10月1日のニュース