来季は48歳 工藤 現役続行希望表明「まだ燃え尽きていない」

[ 2010年10月1日 12:36 ]

 現役最年長の西武の工藤公康投手(47)が1日、埼玉県所沢市内の球団事務所で戦力外通告を受けた後、「僕から野球を取ったら何も残らない。燃え尽きたものがないので、まだ野球をやりたい」と現役続行を表明した。現時点ではトライアウトには参加せずに日本で次のプレー先を探し、移籍先が見つからなければ海外も視野に入れる。

 今季、16年ぶりに古巣に復帰した工藤は、左ひじ痛などで苦しんだこともあり「悩んだといえば悩んだ」と現役引退を考えたことも明かした。7月中旬に1軍初昇格。20日のソフトバンク戦に登板して実働年数を29とし、自身のプロ野球最長記録を更新した。
 今季は10試合で0勝2敗、防御率10・50だった。通算成績は635試合に登板して224勝142敗3セーブ。

続きを表示

2010年10月1日のニュース