日本ハム 新たな感染者見つからず

[ 2009年8月19日 18:27 ]

チーム内で新型インフルエンザの感染が分かり、検査に向かう日本ハムのダルビッシュ投手

 主力選手らが新型インフルエンザに感染したプロ野球日本ハムは19日、札幌市内の病院でチーム関係者約50人が簡易検査を受け、新たな感染者は見つからなかった。これで、コーチ陣や選手全員が検査を終えた。

 日本ハムでは18日までに27人が検査を受け、選手2人とコーチ1人が新型インフルの陽性反応を示し、選手2人が新型の可能性のあるA型インフルと診断されていた。
 新たな感染者が見つからなかったことについて、藤井純一球団社長(60)は「今後、どうなるかは分からないが、このままの状態が続いてくれれば」と安堵の表情を見せ「(球団として)最低限のことはした。安心してお客さんに観戦に来ていただけたら」と話した。
 チームはこの日、旭川市内で行うはずだった試合がグラウンド状態不良で中止となった後、20日に試合が予定されている札幌市内へ移動。梨田昌孝監督(56)、ダルビッシュ有投手(23)らのほか、選手との接触が多い球団職員も簡易検査を受けた。20日の試合は予定通り行う予定。

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2009年8月19日のニュース