中日 8回に猛攻!広島戦13連勝

[ 2009年8月19日 22:13 ]

8回中日1死満塁、代打立浪の左前打で二走藤井が生還。捕手石原

【中日9-3広島】中日が3―3の8回に打者11人を送る猛攻で、広島戦13連勝。無死一、三塁から和田が中前適時打を放つと、さらに1死一、三塁から2四球を挟む3連続適時打で、この回6点を勝ち越した。

 終わってみれば、中日の大勝だった。6回に栗原の2ランなどで広島に3―3と追い付かれたが、中日ベンチに焦りの色はなかった。

 8回、広島3番手のシュルツが先頭の森野を四球で歩かせると、ブランコと和田の連打で勝ち越しに成功。1死から藤井も適時打を放つと、さらに満塁から代打・立浪もきれいに左前にはじき返す2点打。再び満塁となった後、荒木が左越えの二塁打でダメ押しした。

 この回の6得点で試合は決まったが、8回から浅尾、岩瀬のリレーが計算できる中日は、1点勝ち越せば勝利がぐっと近づく。ブランコは進塁打を意識して右方向を狙った打球が右前に抜け、和田も同じようにたたきつけて中前に運んだ。

 8回無死一、三塁で打席に入った和田は「序盤と違い、あの場面は併殺打でも1点入れば良かった」と振り返った。各選手が冷静に試合の流れを読み、それぞれの役割をしっかり果たすことができるのが、今の中日の強さだ。

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2009年8月19日のニュース