復帰戦でいきなり…松井秀「打つことは問題ない」

[ 2009年8月19日 16:27 ]

松井秀「5番・DH」で復帰、いきなりマルチ!

 【ヤンキース7―2アスレチックス】5―2の6回1死満塁。左ひざの腫れが癒え、4試合ぶりに先発で出場したヤンキースの松井秀は3番手右腕カシーヤから左前打。チームはこの回5点を勝ち越し、連敗を2で止めた。
 150キロ台後半の速球とチェンジアップの緩急で攻める右腕に対し、カウント2―1から粘り、自分のペースに持ち込んだ。フルカウントからの7球目、外角高めの速球を打ち「最後に甘く入ってラッキー。若干、振り遅れたけど、良かったと思う」とほおを緩めた。
 1回は球をしっかり見極め四球。凡退した打席もひざをうまく使い、対応した。8回にも内角速球をたたいて一塁強襲安打とし、復帰後いきなりの2安打。4試合ぶりの出場で「感覚が鈍っていないことを祈るよ」と話していた松井秀は「そんなに気にならなかった。打つことに関しては問題ない」。走塁にはまだ気を使うが、復帰戦としては十分な動きだった。
 前日、自慢の打線が完封され、連敗したジラルディ監督は「素晴らしいカムバックだ。打線に厚みが出た」と頼もしそうに話した。

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2009年8月19日のニュース