4番・内田 うれしい誕生日勝ち越し打

[ 2009年8月19日 06:00 ]

<三重・都城商>5回、内田が中前に勝ち越しのタイムリーヒットを放ちガッツポーズ

 【都城商8-3三重】都城商が2試合連続の2ケタ安打で快勝した。河野監督は「つなごうとする意識が高かった。自分たちの打撃をしてくれた」と満面の笑み。同点の5回1死満塁で4番・内田が変化球を中前にはじき返して勝ち越し打。チームが11安打した中で無安打に終わった1回戦後に、上がっていたあごを引いて打撃フォームを修正。きっちりボールを見極められるようになったという。この日、18歳の誕生日だった4番は「悩んでいた部分もあったので、楽になった。最高の誕生日」と最高の笑顔を浮かべた。

 <三重 宮武の夏終わる…進学へ>高校通算40発の宮武の夏が終わった。MAX143キロの右腕・新西対策として、打撃練習ではマウンドの5メートル手前から打撃投手に投げさせてきた。その効果で2回は141キロを右前打、9回にも142キロを二塁内野安打。しかしランナーがいる場面で打席が回らず、得点には絡めなかった。今後については「大学に進学して守備を鍛えたい。最終的にはプロに行きたいです」。県勢11年ぶりとなる夏1勝へ導いた主砲は、涙を流すことなく甲子園を去った。

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2009年8月19日のニュース