ダル発熱＆体調不良を“家族愛”で吹き飛ばす！

　“家族愛”の力は偉大なり？主力選手らに新型インフルエンザの感染者が出たため、チーム関係者約５０人が簡易検査を受けた日本ハムのダルビッシュ有投手（２３）が１９日、自身のブログで、検査結果が陰性だったことを報告。しかし、この日の朝は、発熱で体調不良だったことを告白した。

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　昨夜から体調に異常を感じ、熱があったというダルビッシュ。この日の朝は３８．４度まで体温が上昇した。この日、旭川で予定されていた日本ハム―楽天が、午前１０時に中止が決定。チームが札幌へ戻るバスの中でも、「とても具合が悪くなり（だるさ、頭痛）」と最悪な体調だったという。

　しかし、ここからが常人とは違うエースは、「このままではあかんと思い、嫁さんと息子の事を考えながら音楽を聴くことにした」と独自の治療をスタート。音楽を１時間半ほど聴きながら、「一家の大黒柱が簡単に倒れていいのか？」、「菌なんかにやられ、まともに仕事ができなくなって家族守れるんか？」、「俺が倒れたら嫁さん心配するよな」など、自問自答をくり返したという。

　そして、「いかなる者も家族の事を１番に思い、守ろうとする俺を倒すことはできない」という強い信念にたどり着いたというダルビッシュ。札幌ドームについて体温を測ると３６度６分の平熱に戻っていたという。

　体調不良に打ち勝った家族の大黒柱は、「病は気から」としているが、超人ならでは“気合で病気を克服”しているような…