ピリッとしなかった東野…巨人今季3度目の3連敗

[ 2009年7月7日 17:56 ]

7回、巨人1死、ラミレスが左越えに勝ち越しソロを放ったが…

 【巨人4―5横浜】調子を上げてきた中日にグライシンガー、内海とエース級を先発させて連敗と、やや失速した巨人。巻き返しへ、前回久々の勝利を挙げ「10連勝」宣言が出た東野が先発。横浜は吉見と発表された。巨人はこの夜、1936年に米国遠征した当時の復刻ユニホームを着てゲームに臨んだ。

 試合は1回、村田の三塁打で横浜が先制した。
 巨人はその裏2死から、小笠原右前打、ラミレス四球で一、二塁。亀井が低めの難しいボールを芸術的なバット運びで中前に運び追いついた。
 3回はソロアーチの応酬だ。横浜はまた村田。簡単に2死を取られたが、左翼スタンドに16号を叩き込んで勝ち越し。しかし、その裏巨人は先頭の小笠原が左へ18号を放ち再び追いついた
 その後は横浜の継投陣、巨人は東野が踏ん張り、お互いに勝ち越せなかったが、7回に動いた。巨人がこの回からマウンドに立った加藤康をとらえ、ラミレス、亀井が連続ソロホームラン。2点を勝ち越した。
 横浜は8回1死、吉村の10号ソロで1点差に迫る。続く藤田に左前打を打たれたところで東野はKO。豊田に交代した。豊田は内川を三振に切ったが村田を敬遠後、佐伯に逆転の二塁打を浴びた。
 横浜は木塚、山口の継投でリードを守った。
 巨人は今季3度目の3連敗を喫した。

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2009年7月7日のニュース