【二所ノ関親方 真眼】琴桜は常に「右四つ」の意識を 今場所で一番の内容

[ 2026年5月14日 04:30 ]

大相撲夏場所4日目 ( 2026年5月13日    両国国技館 )

義ノ富士(手前)を押し出しで破る琴桜(撮影・田中 和也)
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 過去の対戦は3戦全勝。琴桜は同じ右四つの義ノ富士には絶対的な自信を持っているように見えます。4度目の対戦もいつになく積極的に出て力で圧倒。今場所一番の内容でした。義ノ富士も突き放していけば勝機もありましたが、あの形を許してしまえば勝ち目はありません。

 琴桜もこの相撲を続けていけば常に優勝争いに絡めます。ただし、右、左が差せないと止まってしまう傾向にあるので、相手によって出る、出ないを決めているようにも見受けられます。常に「右四つになるんだ」という意識も持ちながら強く当たることが大事。さらに左も前まわしを探っていくような攻めができれば右差しを生かすことができるはずです。

 土俵際のはたきで全勝を守った霧島もある意味持ち味全開の勝利でした。さばきのうまさで勝ちを拾えるのは大きいとはいえ、当然リスクも伴います。2横綱と安青錦が不在の中、2大関の積極性がより求められる場所になりそうです。(元横綱・稀勢の里)

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