【ラグビー】京大医学部SO大鶴誠、U23日本代表メンバー入り エディーHCも期待

[ 2026年3月31日 05:20 ]

ラグビーU23日本代表合宿で走り込む京大医学部の大鶴誠(中央)。右はエディー・ジョーンズHC(撮影・前川 晋作)
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 日本ラグビー協会は30日、来月1日からのオーストラリア遠征へ向けU23日本代表メンバー35人を発表。兵庫・灘高出身で京大医学部新4年のSO大鶴誠(21)も選出された。日本代表の育成を目的とした「ジャパン・タレント・スコッド」に自薦枠で一般応募し、2月から候補合宿に参加。桜のジャージーへの大きなチャンスをつかんだ。

 夢の日本代表入りへ、異色の秀才が大きな一歩を踏み出した。30日の練習後に対応した大鶴は、31日に出発する遠征へ向け「試合に出られるチャンスがあれば自分の強みを最大限生かしていきたい」と意気込んだ。

 年代別の代表入りも海外遠征も初経験。2月からの候補合宿でアピールに成功し「こんな環境でやらせてもらえるとは、年始には想像もできなかった」と本人も驚きのスピード出世だ。エディー・ジョーンズHCは日本代表SOの人材不足を指摘しつつ「彼の医療スキルが求められることもあるかも」と冗談を交えながら「高いレベルでプレーすることで一気に成長する。代表レベルの能力があるとこの機会に示してほしい」と期待を口にした。

 今遠征でアピールに成功すれば、来年のW杯を見据えた日本代表へのステップアップもある。今遠征期間中の授業は欠席。「特別な措置はない」ようで、今後日本代表に招集されれば学業面で負担になりかねない。それでも「そうなれば自分にとってはうれしい悩み」とハイレベルな“二刀流”挑戦の覚悟を示した。

 ◇大鶴 誠(おおつる・じょう)2004年(平16)6月5日生まれ、兵庫県出身の21歳。医師でラグビー経験者でもある父の影響で幼少期から競技を始める。兵庫・灘高を経て京大医学部に現役合格。ラグビー部では新チームで主将に就任。ジョーンズHCから「京都ジョー」の愛称で呼ばれる。2歳上の兄・健も京大生でラグビー部元主将。1メートル76、90キロ。

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