第5回スポニチポーカートーナメント 齋藤慧悟さんがポーカー歴半年で初優勝!
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「第5回スポニチポーカートーナメント」(スポニチ主催、ボートレース江戸川、サミー、パラダイスシティ、ABSENTE協賛)のDAY2(決勝)が9日、東京・ボートレース江戸川で行われ、群馬県の齋藤慧悟さん(26)が大会初出場で初優勝を飾った。優勝特典として海外渡航補助100万円、韓国パラダイスシティ宿泊券、「PARADAISE CITY POKER SERIES」20万ウォンバウチャー、ゼビオグループ商品券が贈られた。
全国のポーカースポットでの予選を経て、618人が参加したDAY1を通過した89人が集結したDAY2は、熱いバトルが繰り広げられた。今年はボートレース江戸川でスペシャルトーナメントに加え、ラストDAY11とDAY2も実施。DAY2開始時点で歴代優勝者は姿を消し、多くのドラマを生んできたボートレース場での勝負で新たなドラマが生まれた。
DAY2開始時はアベレージスタックより少ない15万2000で89人中68番手だった齋藤さんだが、着実にチップを増やしていった。「ショートから始まったが、バブルライン(賞金が発生するライン)も越えられたし、オールインでスチールを決められたのが大きかった」。心理戦を制して8人によるファイナルテーブル(FT)までたどり着いた。
FTが始まったのは開始から5時間以上が経過した午後3時30分すぎ。この時点で齋藤さんのチップは126万で4番目の位置に付けていた。チップリーダーの中村さんとは1000万以上の差があったが、ここから快進撃が始まった。
ブラインド(強制ベット)が8万/16万、10万/20万、15万/30万と上がるたびに1人、また1人とシートアウトしていく中、チップは齋藤さんの元へと集まっていった。ヘッズアップ(1対1)開始時は、相手の中村さんが945万で、齋藤さんは1225万と逆転していた。積極的な勝負の中で何度か逆転を許したものの「うまくプレッシャーをかけられた。それがいい方向に行った」と一気に流れをつかんだ。
最後はオールインした中村さんのハンドが「♣K」「♥5」で齋藤さんが「♦A」「♦5」。コミュニティーカードは「♣3」「♦7」「♠3」「♠5」「♥4」。勝負が決まった。プロ野球・巨人ファンで、「TG」マークの入った黒のキャップをかぶってプレーを続けた齋藤さんは、8時間を越える激闘が終わると緊張感から解放され「優勝できてうれしい」と柔らかな笑みをこぼした。
勝負どころでの駆け引きなど、卓越した判断力が光った齋藤さんだが、ポーカー歴はわずか半年。ポーカーを知っていた友人に誘われて初めたのが5月頃で「それからドハマリした」という。群馬県高崎市在住の齋藤さんは地元のアミューズメントバー「Aces高崎」に足しげく通い、腕を磨いてきた。
大きな大会での優勝は初めてだが、イン・ザ・マネーも初めてだった。優勝の余韻に浸りつつ「Aces高崎にはうまい人がたくさんいるので、たくさん教えてもらいたい」と向上心を口にした。
ポーカーについては「心理戦が大きな魅力」という。優勝の副賞として海外渡航補助100万円をゲットしたことで「ぜひ行ってみたい」と初の海外挑戦を意識した。この日の優勝がさらなるステップアップへとつながっていく。
スポニチポーカートーナメントでの入賞により、海外トーナメントに挑戦した人は多い。昨年の第4回大会では、ボートレース江戸川で行われたスペシャルトーナメントで5位に入った石原尚彰さんらがフィリピン・マニラのトーナメント「Manila Megastack」に出場した。石原さんは「向こうの人は生活が懸かっているのでプレーラインが違った」と戸惑いも感じながら、見事にサイドトーナメントで優勝を勝ち取った。この優勝をきっかけにマニラに出向くことが増え「現地での人脈も広がりました」という。
第5回大会でも実力をいかんなく発揮してDAY2まで進出した。スタックは27万4000で27位からのスタート。イン・ザ・マネーが期待されたが、早々に飛んでしまった。「開始早々に凄い一撃をくらってしまいました。気持ちの空振り」。入賞して韓国のトーナメント「PARADISE CITY POKER SERIE」への出場を狙っていただけに無念の敗退となった。すぐさま「第6回大会では絶対に取りますよ」と早くも来年の参戦を表明した。
ボートレース場でのポーカー大会の開催については「このような環境でできることで期待感が生まれる」とプラスに捉えていた。
【入賞者コメント】
▽2位・中村良平(34=埼玉)FTでは2位の4倍くらいチップがあったが、勝ちきれなくて悔しい。ヘッズアップの経験は相手の方が上で、レイズにうまく対応できなかった。ポーカー歴は1年半。年齢や性別に関係なく話ができて、不確定の中でどれだけ読み取れるかというところが面白い。
▽3位・高瀬仁宏(45=東京)大きな大会でのFTは初めてだったので、楽しめたというのが一番。ポーカー歴は4カ月。予備校の教え子だった岡本詩菜さん(ポーカープレーヤー)のYouTubeを見かけて始めた。勉強すればうまくなるが、勉強だけでなく運や心理戦でもあるところが魅力。
▽4位・石関和典(年齢非公表=東京)楽しい企画で存分に楽しませていただいた。ポーカーを始めたのは5年以上前。インターネットを見て面白そうだと思い、最初の1年はオンラインでやっていた。大会にはあまり出ていないが、知らない人とコミュニケーションを取れるところがいい。
▽5位・瀬戸口正克(56=東京)ショートから復活できたので、いいプレーだった。大阪に赴任していた10年くらい前、入ったバーにポーカー卓があり〝あれは何だ〟と気になって始めた。スペシャルトーナメントでは3位。ブラインドが上がると戦略が変わるところなどに深さを感じる。
▽6位・小坂亜実(つぐみ、27=東京)想定外のイン・ザ・マネー。トップ3(59万2000)からのスタートで運にも恵まれた。入ってくるハンドが良かった。アルバイト先でポーカーをやるお客さんに教えられ、今年から始めた。コミュニケーションを取りながら遊べるところがいい。
▽7位・山下晋太郎(44=東京)6万3000(86位)からスタートして、ここまで来られたのはよかった。ラッキーもあったが我慢できた。もともとブラックジャックをやっていて、ポーカーは2年前から。ディーラーとの勝負のブラックジャックと違い、客同士の読み合いが楽しい。
▽8位・藤嶋倫(50=東京)固く行きたいと考えていて、獲れるものは獲ってFTまで行けた。相手が何を持っているか意識してやった。ポーカー歴は10年くらいで、出産で1年半くらいブランクがあったが、その後はディーラーになった。ごっそりとチップが入ってくるところが魅力。
▽9位・中尾光宏(70=大阪)我慢ばかりで攻められなかった。最後はミス。捨てれば良かっただけ。全日本ポーカー選手権では2008年に優勝、09年はシニアで優勝した。我慢ができないので5年ぐらいポーカーをやっていなかった。ポーカーはチップのど突き合い。そこが面白い。
▽10位・鹿嶌伶(29=東京)バブルラインの時にスチール狙い行けたのは良かった。最後はラッキーができなかった。ポーカーを知ったのは4年前で、3年前くらい前から店に行くようになった。勉強してもしきれないところや、相手との読み合いが強く同じパターンがないところが面白い。
同大会のスペシャルトーナメントが10月26日、ボートレース江戸川の5階イベントホールで行われた。
「第8回ういちの江戸川ナイスぅ~っ!カップ」が開催されており、迫力あるモーター音が響く中で開催。参加者はプレーの合間に舟券を購入するなど、ポーカーとボートレースのコラボを楽しんだ。
同場でのポーカー大会開催は3度目で、のべ329人が参加。ポーカーテーブルは32台が用意された。
熱気が充満する中、荒川明人さん(49)が優勝。ファイナルテーブルで、矢崎圭太さん(51)とのヘッズアップを制し「8、9、10月に出場したポーカー大会で勝てたので、流れがいい。ポーカー歴は3年くらい。友達に誘われてはじめました」と喜んだ。ボートレース江戸川とのコラボについては「元々ボートレースをするので、楽しかった。優勝して、舟券分を取り戻しました」と笑顔だった。
優勝の荒川さん、2位の矢崎さん、3位の瀬戸口正克さん(56)、4位・舟橋拓馬さん(33)、5位橋下航さん(38)には副賞として海外渡航補助(優勝20万円など)と海外トーナメント「マニラスーパーシリーズ2026」メイン出場権、ホテル3泊分が贈られた。
大会を見守ったボートレース江戸川の吉澤忍・事業部次長(50)は「これだけ多くのお客さまに参加していただけるとは、うれしく思っております。ポーカーはプレーしていても、常にゲームに参加する競技ではないので、合間にボートレースの予想をすることができます。実際にレースをご覧になられている声が聞こえました」と話した。
同場では来場者向けのサービスとして、事前に入金することで現金を使わずに簡単に投票できるキャッシュレス・ポイントサービス「EDOGAWA Member カード(通称:Eメンバー)」を実施している。今年も多くの参加者がメンバー登録を行い、相乗効果がうまれた。さらに、未確定舟券抽選会や、前回に続いて飲み物などを無料で提供。「皆さんには長い時間、プレーしていただくので、少しでも何かできたらという思いから用意させていただきました」という理由からの〝もてなし〟に、参加者は喜んだ。
また、大会には、グラビアアイドルの谷碧(27)、山田あい(22)、高月りな(19)、ボートレース江戸川の配信番組に出演しているオモダミンC(37)も出場し、盛り上げた。
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