【相撲】大の里 新鋭安青錦退け首位を死守 きわどい勝負も「自信あった」

[ 2025年11月22日 04:30 ]

大相撲九州場所13日目 ( 2025年11月21日    福岡国際センター )

<大相撲九州場所13日目>大の里(左)は前のめりで安青錦を寄り切った(撮影・亀井 直樹) 
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 注目の2敗対決は2場所連続優勝を狙う横綱・大の里が新関脇・安青錦を力強く寄り切った。横綱・豊昇龍は大関・琴桜を寄り切りで下し、7連勝で2敗をキープした。両横綱が意地を見せ、首位を守った。平幕・時疾風が敗れたため、3敗は安青錦1人となった。

 大の里が前に出た。立ち合いは、この日の朝稽古で確認していたもろ手突き。安青錦の上体を起こし、相手に左上手を引かれたが、「しっかり対応できた。うまく走れたと思う」と攻め続けて、体を投げ出すようにして寄り切った。土俵際で、きわどい勝負となり「体を寄せていた。どっちかなと思ったけど、自信も少しあった」。軍配は大の里に上がり、物言いもつかなかった。

 「何も考えないで、いつも通り集中した。(今場所は)2回負けているので欲を出さずに、この一番にしっかり集中していきました」

 10日目に初黒星を喫した後から化粧まわしを替え、連敗した後は取組前のアップの時間を遅らせるなど験を直し、連敗から立て直した。安青錦の挑戦をはね返し、初対戦だった今年の名古屋場所から3戦全勝。首位に並んでいた大関候補の新鋭に横綱の意地を見せ、八角理事長(元横綱・北勝海)は「大の里は右を差して前に出ていた。今年最後の場所が残り2日間で盛り上がっている」と評価した。

 豊昇龍も白星を挙げたため、今場所初めて両横綱のみでトップに並んだ。「あと2番あるので、しっかりと集中して頑張ります」。14日目は同じ一門の琴桜と対戦する。何度も「集中」という言葉を繰り返し、日本出身力士では96年の貴乃花以来となる年間4度目の優勝に向けて突っ走る。

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