錦富士 3年ぶり11日目勝ち越し 142年続く青森県勢幕内を更新へ

[ 2025年11月19日 19:17 ]

大相撲九州場所11日目 ( 2025年11月19日    福岡国際センター )

<大相撲九州場所11日目> 藤ノ川を破り勝ち越しを決めた錦富士 (撮影・亀井 直樹)
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 東前頭15枚目・錦富士(29=伊勢ケ浜部屋)が東前頭12枚目・藤ノ川(20=伊勢ケ浜部屋)を押し出し、3敗を守って勝ち越した。幕内での勝ち越しは今年初場所以来5場所ぶり。11日目となると、2022年九州場所以来3年ぶりの早さだった。

 「明日も土俵に立てるのがありがたい。残り全部勝つつもりで一日一番、地に足を付けて頑張りたい」

 首に持病を抱え、いつ再発するか分からない怖さとも向き合いながら土俵に立つ。その中、一身に背負う142年幕内力士が途絶えたことのない相撲どころ、青森県の伝統。取組後、あいさつ以外は言葉を交わした記憶がないという同郷の西岩親方(元関脇・若の里)から、NHKのインタビュールームを出たところで「記録をつないでくれてありがとう」と言葉をかけられた。

 21歳で新入幕し、16年あまり歴史の更新に貢献した西岩親方は、「青森のみんなが喜んでくれている。この記録は個人記録じゃなく団体戦。リレーのようにつないできた」。大先輩から受け継がれる記録が自身だけでなく後輩へも引き継がれるさまを心強く感じていた。

 「ありがたいこと。(西岩親方は)青森を背負って戦ってこられた。色々な親方衆から声を掛けられるのはありがたいこと」。錦富士も西岩親方からの言葉に感謝した。

 今場所、十両へ陥落した尊富士と入れ替わるように先場所、西十両3枚目で11勝して再入幕。今場所の勝ち越しで番付を上げることになるため、歴史を一層つなぐことに成功する。加えて、1敗だった大の里、安青錦が共に敗れたことで優勝争いも1差。12日目は、一山本戦に臨む。

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