【相撲】大の里 天敵・伯桜鵬撃破 2場所連続Vへ「つなげていきたい」

[ 2025年11月11日 04:45 ]

大相撲九州場所 2日目 ( 2025年11月10日    福岡国際センター )

<大相撲九州場所2日目>伯桜鵬(左)を寄り倒しで破る大の里(撮影・岡田 丈靖)
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 横綱・大の里は平幕・伯桜鵬を力強く寄り倒して、2連勝とした。直近2連敗中だった天敵を撃破し、2場所連続優勝へ上々の滑り出しを見せた。横綱・豊昇龍は小結・隆の勝を押し出しで下し、連敗を阻止。新関脇・安青錦は平幕・若元春を寄り倒して2連勝とした。

 大の里が横綱の意地を見せた。立ち合い動作の遅い伯桜鵬の揺さぶりに、一度は突っかけたが、「1回目で合わなかった。いつもなら気持ちが乱れるところだったけど、気持ちを立て直していった」。2度目は自分のペースで立った。相手の左おっつけで得意の右を差せなかったが「しっかり流れの中で考えて取れた」と右上手を引き、土俵際で左かいなを返して、寄り倒した。

 天敵を撃破した。伯桜鵬には初顔合わせだった今年の夏場所で勝ったが、直近2場所で金星を配給。「2連敗している相手なので」と覚悟を決めて臨んだ。現幕内力士との対戦で、負け越しているのは豊昇龍以外で伯桜鵬のみだったが、2勝2敗の五分に戻した。八角理事長(元横綱・北勝海)も「左四つで伯桜鵬の形になりつつあったが、勝負どころを分かっている。相手に右上手を取られる前に攻めた」と絶賛した。

 例年は秋巡業を経て九州場所に臨むが、今年はロンドン公演があって稽古量が落ち、従来と異なる調整を強いられた。場所前に出稽古したのは一度だけ。四股、てっぽう、すり足などの基礎運動で体づくりに努めた。

 180キロ台前半に落ちた体重は、初日になると187キロに戻った。豚骨ラーメンやゴマサバなどを楽しみ、心身共に充実している。

 日本出身力士では96年春場所から4連覇した貴乃花以来となる年間4度の優勝が懸かる納めの場所。「しっかり最後いい結果で締めくくれるように。昨日、今日と良かった。またつなげていきたい」と淡々と白星を積み重ねる。 

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