大の里 年間4度目Vへ“足固め” ロンドン公演で稽古不足「取り戻さないと」

[ 2025年11月6日 05:15 ]

稽古で四股を踏む大の里
Photo By 共同

 大相撲九州場所(9日初日、福岡国際センター)で2場所連続優勝を目指す横綱・大の里(25=二所ノ関部屋)は5日、福岡市西区の同部屋で相撲は取らず、四股、てっぽう、すり足などを約2時間半、入念に行った。

 通常10月は秋巡業が行われるが、今年はロンドン公演が開催されたため本格的な稽古ができずに福岡入りした。これまでの成長を支えていた基礎運動が不足していると感じ、2日の連合稽古以外は出稽古は控え、基礎運動を重点的に実施。前日の十両・白熊との三番稽古では下半身も安定し盤石な取り口が目立った。仕上がりには満足はしていないものの、大の里は「最初の頃よりは良くなっている」と確固たる土台づくりに手応えを口にする。

 実質の最終調整となったこの日も実戦感覚を養いたい気持ちを抑え今やるべきことを優先した。「相撲を取ることも大事ですが、(基礎は)今欠けている部分でもあった。ロンドンではできなかった分を取り戻さないといけない」。稽古開始時間からじっくり2時間半、腰の位置、足の運びなどを確認した。

 過去5度の優勝のうち4度は東京場所で達成。地方場所で勝てないことは「気にしています」と笑顔で話す。先場所までに60勝して既に初の年間最多勝を達成し、目指すは70勝以上、そして21年の照ノ富士以来となる年間4度の優勝だ。「ロンドンから帰ってきて、あっという間に初日が近づいた。時間は限られているので、しっかり準備して初日を迎えたい」と集中力を高めた。

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年11月6日のニュース