【陸上】16歳・清水空跳 勝ち切った! “世陸の教訓”胸に国スポ大会タイ10秒19で優勝

[ 2025年10月6日 04:30 ]

国民スポーツ大会第8日 ( 2025年10月5日    滋賀県・平和堂HATOスタジアムほか )

先頭でゴールを駆け抜ける清水(中央)
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 陸上の少年男子A100メートル決勝はU18世界記録を持つ清水空跳(そらと、16=星稜)が大会記録に並ぶ10秒19で優勝した。成年女子100メートル障害決勝は清山ちさと(34=いちご)が13秒07で制し、この大会で第一線を退く35歳の寺田明日香(ジャパンクリエイト)は5位だった。成年男子110メートル障害決勝は阿部竜希(22=順大)が13秒26の大会新記録で2連覇を達成した。

 注目を集める16歳が納得の走りで今季を締めくくった。雨が降り、追い風0・2メートルで迎えた決勝。スタートもやり直しとなるなど厳しい条件だったが、清水は中盤以降に加速。先頭でゴールを駆け抜け、両手を広げて歓喜した。大会記録に並ぶ10秒19で優勝。「優勝することと(10秒)0台を目標にしていた。1台になったけど、勝ち切ることができてうれしい」と振り返った。

 スタート前には、ノア・ライルズ(米国)をまねて「ドラゴンボール」の主人公、孫悟空の必殺技「元気玉」のポーズを披露。「皆さん(観客)の応援、声援をパワーにしようと思った」と笑った。

 7月の全国高校総体でU18世界記録となる10秒00を出し、東京開催の世界選手権でリレーメンバーに選出された。だが、トライアルなども重ねた中で力を出し切れず、本番のメンバーには選ばれなかった。「その場で自分の走りができないと意味がないと強く実感した」。教訓を胸に今大会に臨み、タイムに加えて勝負強さにこだわった。

 これが今季最後のレース。つかの間の休息を経て、オフシーズンの練習をスタートさせる。「どんなコンディションでも10秒1台を出せるように。9秒台を目標にしたい」。高校3年生となる来季へと思いをはせた。

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