両横綱ともに1敗で首位並んだ!大の里 平常心貫いた8連勝「しっかり集中できた」

[ 2025年9月26日 05:00 ]

大相撲秋場所12日目 ( 2025年9月25日    両国国技館 )

<大相撲秋場所・12日目>豊昇龍(右)を破った安青錦。左は大の里(撮影・藤山 由理)
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 横綱・大の里が関脇・霧島を一方的に押し出して1敗を守った。抜群の馬力を発揮して、5日目から8連勝。全勝だった横綱・豊昇龍が新小結・安青錦に切り返しで敗れたため、両横綱が首位に並んだ。平幕・隆の勝は大関・琴桜を押し出して2敗を死守。安青錦と平幕・正代、竜電が3敗で追う展開となった。

 大の里が立ち合いから激しい体当たりで霧島を圧倒した。突き押しで相手の上体を起こして力強く押し出し、「内容的には良かったと思う。しっかり集中して取ることができた」と納得の表情。過去7戦全勝と合口のいい相手だったが、「だからこそ気を引き締めた」と冷静だった。

 鬼門の4日目に初黒星を喫してから立て直し、5日目から8連勝。取組後は土俵下で結びの一番を見つめた。全勝だった豊昇龍が目の前で敗れ、首位に並んだ。九重審判長(元大関・千代大海)は「(大の里を)安心して見ていた。ある程度の距離感を持っていたし。横綱は余裕のように見えた。これで面白くなってきた」と絶賛したが、自身は「しっかり自分のやるべきことを(残り)3日間やるだけ」と冷静に話した。

 場所前は短期集中で仕上げた。今月5日の横綱審議委員会による稽古総見では、豊昇龍らとの申し合いで3勝8敗とやや物足りない内容。それでも翌日の二所ノ関一門の連合稽古で琴桜をもろ差しなどで圧倒し、8日には境川部屋に出向いて左をうまく使うなど手応えをつかんだ。横綱として2場所目。師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)も「先場所よりはいいと思う」と手応えを示していた。

 3場所連続優勝を目指した先場所は4つの金星を配給。豊昇龍が途中休場し大混戦の末、平幕の琴勝峰に優勝を許したが、今場所は初日から両横綱がけん引する。「目の前の一番にしっかり集中してやるだけ」。25歳の大器は虎視眈々(たんたん)と横綱初Vを狙う。

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