【世界陸上】北口榛花は涙の予選敗退 右肘は「不安なし」も「技術面が噛み合わなかった」【一問一答】

[ 2025年9月19日 21:36 ]

陸上 世界選手権東京大会第7日 女子やり投げ予選 ( 2025年9月19日    国立競技場 )

女子やり投げ予選、涙ながらに引き揚げる北口(撮影・木村 揚輔)
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 女子やり投げの予選が行われ、昨夏のパリ五輪金メダルで日本女子初の大会連覇がかかる北口榛花(27=JAL)が登場。60メートル38と伸ばせず、A組8位となった。予選B組の結果、上位12人に入れず、まさかの予選敗退が決まった。

 北口はスタートリストの1番目で登場。1投目から60メートル31の投てきを披露し、ほっとしたような笑みを浮かべた。2投目は60メートル38と進出ラインは超えられず。今度は悔しげな苦笑い。3投目は伸びを欠き、58メートル80に終わった。試技を終えた後は涙をこぼし、タオルで目元をぬぐいながら引き上げた。

 以下、北口榛花の主な一問一答

 ―率直に一言
「たぶん決勝に残れないので。悔しい結果になった。春先から怪我が続いたりとか、精神的にも苦しい部分がたくさんあった。その度にやっぱり今年は2025年東京世界陸上があるから、練習に戻ろうっていう気持ちになれたので。すごく素敵なゴールを作ってくださった皆さんに本当に感謝したいです」

 ―1投目から内容は。
「投てき練習でようやく保護してたテープを外して臨んで。そっちの方が感覚が良かったので、今回もテープなしでっていう風に試合に臨んだんですけど。一投目60飛んだところは少しほっとしたんですけど、ちょっと試合から遠い練習ばかりになったのかなと思っている」

 ―2投目、3投目はどう修正を試みたのか?
「1投目はちょっとやりがカーブしてしまったので。2投目はちょっと右に向かって一緒に自分も行こうという風に思って投げた。3投目はスピードも上げつつ、前にもっと前にっていうところで、3度目は急いでしまったかな」

 ―3投目終わってからはどんなこと考えながら座っていたか。
 「これ以上超えないでほしいなとは思ってたんですけど。あの記録だと絶対超えられるので。厳しいなと思いながら、でもこの日本で会場いっぱいの競技場を見られてすごく嬉しかったです」

 ―試技に臨むときは不安だったのか
「肘はあんまり不安要素はなくて。最後のダイヤモンドリーグファイナルと同じ感想にはなってしまうんですけど、自分のやりがどのぐらい前に飛んでいくのかが正直想像できないまま練習していたので、そういう不安はありました」

 ―足りないところはどんなところか。
 「走りに関してはよかった。そこと技術面がうまく噛み合わすことが今日はできなかった」

 ―2年前からずっと世界一に立ち続けていたプレッシャーは。
 「競技場に来る前の方が緊張していて、競技場に入って…なんか世界大会だなって思って(笑い)臨んだので。そんなにそのプレッシャーみたいなのは感じなかったですけど。もうちょっと投げれたなという感触はあるので。そこは悔しいなと思います」

 ―ドーハの予選落ちや、東京五輪のケガからも戻ってきた。今後この経験をどうしていく。
「とりあえず休んで、もう自分の頭が絶対肘のことを考えないで全ての練習ができるっていうことが一番大事だと思います。世界大会の借りは世界大会でしか返せないと思いますし。ここで決勝残れなかったからって、人生終わりだっていう風には思わないので。ちょっと長い休みは必要かもしれないですけど、強くなってちゃんと戻ってきたいと思います」

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