【テニス全米OP】生涯ゴールデンスラム達成の小田凱人が万感の涙「この試合は一生忘れない」

[ 2025年9月7日 03:05 ]

テニス全米オープン第14日 ( 2025年9月6日    ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

トロフィーを手に笑顔の小田凱人(AP)
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 車いすの部は男子シングルス決勝が行われ、第1シードの小田凱人(19=東海理化)が第4シードのグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)を6―3、3―6、7―6で下し、全米初優勝を飾った。小田は4大大会とパラリンピックの全てを制する生涯ゴールデンスラムを達成。19歳での達成は車いすテニスの過去2人、健常者の過去5人を含めて史上最年少かつ、初の10代での達成となった。

 最終セットは10ポイントタイブレークにもつれ込み、一時6―9と土壇場に追い込まれた小田。それでも計4度の相手のチャンピオンシップポイントをしのぐと、12―11で迎えた自身2度目のチャンピオンシップポイントでリターンエースを決め、快挙を達成。「今日は僕にとってのベストマッチになった。この試合は一生忘れない」などと英語でスピーチした。

 そしてひとしきりのスピーチを終えると、自ら日本語に切り替え。「ありがとうございました、本当に」とまで話すと、感極まって目頭を押さえた。昨年のパリ・パラリンピックではマッチポイントを握られながらもしのぎ、その後は4ゲーム連取で金メダルを獲得。1年前の試合を超えるドラマチックな勝利に「あの時の試合を超えたと思っていて。本当にうれしいです」と笑顔を浮かべた。

 小田は今月27~29日に行われる木下グループ・ジャパンオープン(東京・有明コロシアム)の車いすの部に出場予定。生涯ゴールデンスラム達成後の凱旋試合にもなるだけに、「有明で試合をするので、(日本のファンには)見に足を運んでほしいなと思う。サンキュー!」と呼びかけた。

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