【テニス全米OP】快挙!小田凱人が史上最年少19歳で生涯ゴールデンスラムを達成

[ 2025年9月7日 02:20 ]

テニス全米オープン第14日 ( 2025年9月6日    ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

全米オープンで優勝した小田凱人(AP)
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 車いすの部は男子シングルス決勝が行われ、第1シードの小田凱人(19=東海理化)が第4シードのグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)を6―3、3―6、7―6で下し、全米初優勝を飾った。小田は4大大会とパラリンピックの全てを制する生涯ゴールデンスラムを達成。車いすテニスでは史上3人目の快挙で、19歳での達成は健常者のゴールデンスラム(五輪+4大大会)達成者5人を含めて史上最年少記録となった。

 小田は準決勝までの3試合はいずれもストレート勝ちを収めていたが、初優勝を果たしたダブルスでペアを組んだフェルナンデスを相手に第2セットを落とし、勝負は最終セットへ。第1ゲームをブレークするなど3ゲームを連取し、あっさり勝負ありかと思われたが、その後は反撃に遭って5―6と逆転を許した。

 それでも第12ゲームをキープすると、10ポイントタイブレークの第13ゲームに突入。6―9となり相手のチャンピオンシップポイントを迎えたが、相手サービスを2連続でミニブレークし、さらに1ポイントを奪って9―9のタイに。その後も死闘が続くと、12―11で迎えた2度目のチャンピオンシップポイントでリターンエースを決め、2時間超えの死闘に終止符を打った。

 小田は愛知県一宮市出身の19歳。サッカー少年だったが9歳の時に左股関節に骨肉腫が見つかり、車いす生活に。まもなくテニスを始めると、20年には18歳以下の世界一決定戦「世界ジュニアマスターズ」に14歳で出場してシングルスとダブルスの2冠を達成。22年4月にプロ転向すると、22年全仏オープンで4大大会デビューし、翌年の同大会で4大大会を初制覇。これまで全豪1回、全仏3回、ウィンブルドンを2回制し、昨年のパリ・パラリンピックで初出場初優勝を果たし、生涯ゴールデンスラムに王手を掛けていた。

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