【世界水泳】男子平泳ぎ・深沢 金色ボルトでつかむ金 パリ王者ら不在に「チャンスだな」

[ 2025年7月24日 04:30 ]

<競泳 世界選手権出発前囲み取材>取材に応じる深沢大和(撮影・河野 光希)
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 水泳世界選手権(シンガポール)に出場する競泳日本代表選手団が23日、27日の競技開始に向けて羽田空港から出発した。男子平泳ぎ2種目に出場する深沢大和(24=東急)が取材に応じ「ワクワクと緊張がある。いろんな方に応援してもらっていることを凄く感じたので頑張る」と初の大舞台へ決意表明した。

 本命の200メートルは3月の選考会を制して代表入り。だが5月上旬に左手舟状骨(親指の付け根の骨)を骨折し、手術。「つらかった。最初は出られないかもという話だった」とふさぎ込んだ。懸命のリハビリと医師から止められていたウエートトレーニングも「できる範囲で」して調整。6月下旬に本格的な練習を再開し「7割くらい」の状態ながら何とか間に合わせた。

 春先は不運続きだったが、追い風も吹く。24年パリ五輪王者のマルシャン(フランス)が、個人メドレー専念のため200メートル平泳ぎは欠場。銀メダルのスタブルティクック(オーストラリア)も不在で「こう言うのもアレですけど、めっちゃうれしい」と笑った直後、「チャンスだなと思う」と言い直したが、メダルは手に届く位置にある。

 患部には今も金色のボルトが埋め込まれたままで、「(医師から)金、銀、銅、どれがいいですかと言われて、金でお願いしますと…うそです!」と軽口も全開だった深沢。パリ五輪代表を逃し、一度は引退。七転び八起きの競技人生真っただ中の男が、金色のボルトとともに金メダルをつかむ。

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