【ウィンブルドン】敵地でV奪回の小田凱人「やるっしょ、俺(笑い)」偉業懸かる全米まで「走り続けたい」

[ 2025年7月13日 22:10 ]

テニス ウィンブルドン選手権 最終日 ( 2025年7月13日    英ロンドン郊外 オールイングランド・クラブ )

優勝カップを掲げる小田(AP)
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 車いすの部男子シングルス決勝が行われ、第1シードの小田凱人(19=東海理化)が第2シードの前年覇者アルフィー・ヒューエット(27=英国)に3―6、7―5、6―2で逆転勝ちし、2年ぶり2度目の優勝を飾った。小田は全仏オープンに続く四大大会2連勝で通算6勝目。8月下旬からの全米オープンで、四大大会とパラリンピック全てを制覇する「生涯ゴールデンスラム」に挑む。

 小田は地元での連覇に燃えるヒューエットに押され、第1セットは第6ゲームから4ゲーム立て続けに落として失った。しかし、第2セットは第9ゲームで相手サーブを読み切ってリターンエースを決め、ブレークに成功してセットオールに持ち込んだ。 最終第3セットは第3ゲームをブレークして主導権を握り、最後は第8ゲームで通算4度目のチャンピオンシップポイントをモノにした。

 試合を中継したWOWOWと小田の一問一答は以下のとおり。

 ――最高の気分では。
 「何て言うか、今、取りあえずうれしいんですけど、耐えたなという試合ができました」

 ――男子車いすをヒューエットと引っ張っている。
 「確実にあると思います。別の選手の試合とは全然違う。彼とここで試合となったら、彼も相当序盤良かったし、後半もリターンエースかなり取られて、俺サーブ武器なのにな、と思いながらやっていました。でも2人で先頭に立ってやっているという意識はお互いあると思うので、まだまだもっと誰も知らない領域まで行きたいすね」

 ――追いかける場面が多かった。
 「相手のプレーが思った以上に良すぎたので、どこかで隙が出てくるんじゃないかと思いながら、待ちながら試合をしていて、なかなか来ないなと相当追い込まれたんですけど、セカンドセットの途中から徐々にそういうところが出始めて。自分も顔に出さない、表情を変えないというのをずっと意識していて、最後までちゃんと自分のことを信じて、顔色を変えずにやれたのはよかったですね」

 ――満員のスタジアムでやる気持ち。
 「完全アウェーの中のフルでお客さん入っているところってもう、かなりこっちも来るし、ウワッという時も何回もあるんすけど、その分これ負けたらダサいな、みたいな。コレ勝ったらカッコイイでしょって、勝ったんで“やるっしょ、俺”みたいな感じです(笑い)」

 ――日本のファンへ
 「ヒヤヒヤしたかもしれないけど、僕は常にまだいけるなと思いながらセカンド途中に追い込まれたところまでやっていて、パッと自分のスイッチが入ったところでガーッと自分のテニスができたので。このまま全米まで走り続けたいと思います」

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