二所ノ関親方 名古屋場所は両横綱V争いに期待 王道の相撲を取れるか 豊昇龍は前半戦がカギ

[ 2025年7月13日 04:30 ]

大相撲名古屋場所はきょう13日に初日

7日に境川部屋へ出向き、大の里(右)と稽古する豊昇龍(撮影・中村 和也)
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 大相撲名古屋場所はきょう13日にIGアリーナで初日を迎える。本紙評論家の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)は豊昇龍(26=立浪部屋)、大の里の両横綱による優勝争いを期待した。

 久しぶりに東西の横綱がそろいました。場所の興味も倍増しますし、盛り上がることは間違いありません。豊昇龍と大の里が千秋楽結びで優勝を懸けて対戦。そんな光景を期待します。

 新横綱の大の里は出番前に横綱土俵入りの「仕事」が増えます。最初は戸惑うかもしれませんが、私はやればやるほど力が全身にみなぎってきました。腰を割って踏み込んで大地のパワーを得る。気持ちもぐっと高まりますし、心身ともにワンランク上の状態に持っていける。前向きに思えることができれば結果はついてくるでしょう。

 新横綱優勝、3連覇などが懸かる場所。番数は少なめでしたが、猛暑の中で考えて取り組んでいたと思いたい。やはり、序盤5日間の戦い方が鍵になります。私の新横綱場所は5連勝発進して「いけるな」と実感。終盤はいろいろあったものの、流れをつかんで優勝に結びつけました。大の里の相手は初日が欧勝馬、2日目が安青錦。ともにレスリング出身で独特のスタイルを持っていますが、合わせたりするのではなく、自分の土俵に持ち込むこと。王道の相撲を取っていけば問題はないでしょう。

 東の横綱、豊昇龍も綱3場所目。そろそろ綱初優勝が欲しいところです。場所前の調整も積極的に出稽古に行って意欲的な姿勢がうかがえます。大の里との合口もいいし、ここ一番の集中力など実力は十分ですが、最大のポイントは前半戦で、平幕相手に取りこぼさないこと。もともと後半に強いタイプですが、優勝するのなら前半は全勝、もしくは1敗で乗り切りたい。初日は過去2勝10敗で最も苦手にしている高安戦。いきなり正念場が訪れたと言っても過言ではありません。

 大関を狙う関脇2人より欧勝馬、安青錦ら新顔に注目です。情報が少ないだけに、上位が足をすくわれるケースも出てくるのではないでしょうか。 (元横綱・稀勢の里)

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